Blenderとは?
Blenderは、有名なので知っている人も多いと思います。
Blenderとは、端的にいえば3DCGを作成するためのツールです。
マルチプラットフォーム前提で作られたため、WindowsやMacはもちろん、
LinuxやSolarisまで対応しています。
Blenderを用いることで、このようなCGムービーを作ることができます。
これだけのものを作ることができるほど高機能でありながらオープンソースであり、
無償で提供されています。
プロの現場でも、主にコスト削減のために使われるようになってきているようです。
(まあメインはMayaあたりだとは思いますが)
Blenderは、3DCGを作成するだけではなくゲームエンジンも備えています。
Pythonでコードを少々記述するだけで、このような3Dアクションゲームを作ることができます。
先にも説明したとおりBlenderはマルチプラットフォームで動作するため、
同一のコードでWindowsやLinux上で動作し、
さらに各OS用の実行ファイルを書き出すこともできます。
ここまで高機能な上に無償なBlenderですが、オープンソースの宿命なのか、
非常に複雑で使いこなすのは難しいです。
独自のUIを持っているということもあり、直感的に使うことができません。
(使いこなすことができるようになれば、効率的に操作できるのかもしれません)
特に日本語の情報が少なく、操作法を調べるだけで時間がかかってしまいます。
解説書は多く出回っているため、これらを購入しなければ使いこなすのは困難です。
10年以上昔、私も使ってみようと一時は取り組んだものですが、
当時は日本語化もされておらず、あまりの複雑さで断念してしまいました。
最近は大分使いやすくはなっていますが、相変わらず複雑です。
そこで、私がBlenderを使ってわかったことをこれから載せていければと思っています。
とはいえ、ネット上の情報だけを参考に独学で使ってきたため、
よく理解していなかったりとか、やり方がおかしかったりとか、
もっといい方法があるかもしれません。
しかし、Blenderの情報をもっと増やしていくことができれば、と思っています。